ニキビってできると気になりますよね。ついつい触って潰してしまうってことはあなたもよくあるはず…そんなときに出る白い液ってなんだろう?その正体をご紹介します。
一般的に、白ニキビと言われているニキビは比較的初期段階のニキビです。ニキビの出来はじめであり、毛穴のつまりによって毛穴が盛り上がり、プチっとした小さな膨らみとなって現れます。この段階では炎症は起きていないため、痛みや腫れ、赤みはありません。しかし、この状態のままケアをせずに放置すると内部で炎症を起こし、赤ニキビ(内部深くて炎症していて、腫れが強い)や黄色ニキビ(表面に膿みが溜まったもの)へと発展していきます。
白ニキビは、毛穴表面に汚れや角栓などで蓋をしてしまい発生します。内部には主に皮脂や角質などが詰まっており、これらに付着している雑菌が元で炎症を起こすと、赤ニキビなどに発展します。ケアとしてはあまり良い方法ではないのですが、引っ掻いたり絞ったりすると出てくる白い塊りは、ほとんどが詰まっていた皮脂です。まれに表面が少し黒ずんでいる白ニキビがありますが、その場合は角栓の表面が酸化して黒く硬くなったもので、同じものです。
白い液体の正体とは
液体が出てくる場合もありますが、この液体は毛穴がガッチリと蓋をされている状態のため、内部に溜まった汗などの水分であったり、少し炎症し始めた状態であれば膿みの可能性もあります。
ついつい気になって毛穴を絞ってしまいがちですが、毛穴を絞るということは、そこに穴が空くということになり、余計に雑菌や汚れなどが入りニキビを増やす、または悪化させる原因となるので、できるだけ控えましょう。毛穴表面の角栓などが取れる寸前であれば、ピンセットなどで肌に傷を付けないように抜くことも問題はありませんが、無理やり絞ると跡が残る可能性もあるのでオススメできません。
ニキビのケア方法
ケアとしては、まずはお風呂にしっかりと浸かり、表面の皮脂や角栓が溶け出す、もしくは柔らかくすることで自然に輩出させるのが1番です。また、洗顔もゴシゴシとやると皮膚表面が硬くなり逆効果ですので、しっかりとキメ細かく泡立てた洗顔料で、優しく洗顔するだ
けでも毛穴の汚れや皮脂は洗い流すことができます。
しっかりとした入浴法や洗顔の方法を知るだけで、大幅に改善できるので、弄って悪化させる前にしっかりと正しい方法を身につけましょう。
正しいニキビの洗顔方法とは
ニキビならないための正しい洗顔方法に関しましては、主に3つのポイントが存在します。ニキビならないための正しい洗顔方法の具体的な内容については下記の通りとなります。
肌の汚れを落とす
まだ毛穴に汚れが詰まったままで洗顔を終えてしまったり、洗顔料の成分が肌に残ってしまわないよう気を付けることが大切です。メイクを落とす際には、ウォータープルーフのマスカラや濃いアイシャドウなどは特にクレンジングでしっかりと落とすことが勧められております。
ぬるま湯ですすぐ
冷たい水や温度の高いお湯などですすいだ場合、きちんと汚れ・洗顔料を落としきれない場合もあります。ニキビならないための正しい洗顔方法として、人肌ほどのぬるま湯ですすぎを行うことで肌に余分な刺激を与えず、効率よく汚れを落とすことが可能だと言われております。
強い摩擦を避ける
洗顔を行う際には、肌を強くこすってしまわないよう注意することが大切とのことです。外部からの強い刺激によってニキビの原因となることもあると言われております。また、肌の老化を促進させてしまい、シワやたるみの原因にもなってしまうとのことです。
過剰な程の洗顔は気をつけて
日頃からの間違ったお肌のケアも白ニキビの原因となることがあります。
自分の顔が脂症という体質なこともあって、強くゴシゴシとナイロンタオルな戸で顔を洗うことです。
そうなるとある程度必要な皮質が完全に取り除かれることで、身体自身が、肌を守ろうと必要以上に分泌物を出してくるのです元々、脂分は肌を守る役目も旗しているのですが、行き過ぎた洗顔は、返って肌を悪くしてしまうのです。
その結果、白ニキビにつながってくるのです。
但し、これが進行してくると黄色ニキビや赤ニキビと、余計にケアが面倒になってくるのですが、白ニキビの段階だと、また、潰したり吐き出させたりすることができるので、正しい処置を理解して対処することもいいでしょう。
しかし、なんと言っても適度な洗顔で、小まめにケアしていくことが白ニキビを抑える秘訣になってきます。初めてできたからと焦らず、じっくりと手当てするようにしてください。